カメラを新調したくなったのでフルサイズミラーレス一眼「SONY α7iii」を入手した
ソニーのフルサイズミラーレス一眼のエントリー機?となる「α7iii(ILCE-7M3)」を入手したので、軽い報告などを記載します。
来歴など
私の自分で買った最初のカメラは「NEX-3」という2010年に新発売となっていたAPS-Cセンサーのミラーレス一眼だったのですが、その時は基本オートで撮るような所謂パンピー利用を行っていました。これはズームレンズキットを買ったので、パンケーキレンズと呼ばれていた「E16mm F2.8 SEL16F28」とズームレンズの「E18-55mm F3.5-5.6 OSS SEL1855」が付いていました。
よく物撮りや遠くから撮るようなことをしていたので、「E16mm F2.8 SEL16F28」はほぼ稼働しておらずズームレンズの方を多用していたような思い出があります。その後「NEX-5T」のズームレンズキット(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS つき)を買ったのですが、当時バイクに乗り始めてなるべく荷物をコンパクトにしたいと考えており、どのみちレンズ交換が必須な時点でコンパクトさには限度があるのでコンデジの方が良くないかと言う思考になり、「NEX-5T」はほぼ使わず同じソニーのコンデジ「RX100II DSC-RX100M2」を入手しました。
そちらにしてから本体サイズは満足になったのですが、覚えてる範囲ではオートバシャバシャパンピーからするとオートで出てくる写真が変なボケ方してて気に入らなかったのを覚えています。その点をTwitterに書いたところこうするとそれは無くなるよと教えてもらい、その通りにマニュアルで弄ったら解消されたので当時基本オートで撮りたかった自分には合わないなと思って売却してしまいました。
次にパナソニックの「DMC-LX100」を購入しました。このカメラはオートでも好みな写真を出してくれ、ダイヤルも使い易かったので2016年に買ってからずっと使ってたように思います。ただ、その後は基本的にカメラを出すことがなくなってしまいスマホで全て撮影してしまってましたね。もちろん「DMC-LX100」がスマホレベルとは思わないのですが、最近のiPhoneやAndroid機と比べるとだいぶ撮れた後の写真が近しいものでこの差ならスマホで十分じゃないかと思うレベルになっていて、スマホで撮影した方が楽でSNSにも上げやすく記録にも残るというところから写真専用機となるカメラを持ち出さなくなっていたところでした。
そんなところで「α7C(ILCE-7C)」と言うコンパクトなフルサイズセンサーを搭載したカメラが発表・発売し、コンデジは辞めてカメラを別で持ち歩くだけのメリットを感じられる製品が欲しいなと吟味検討し始めた処から始まりました。
最初は「α7C」の購入の流れではあったのですが、カメラに詳しいフォロワーさんや友人から「α7C」を買うなら「α7iii」の方が扱いやすくて良いよ(と言ってもソニー以外も考えたらどうか)と言うお話を頂き、なるほどなあと思っていました。
確かに「α7C」と「α7iii」で静止画の撮影性能の方はあまり変わらず、各種ダイヤルやボタンなどが省かれていて、ソニーの調子だとそこらへんの不満が解消された「α7Cii」が出た場合にそっちに買い替えたくなる要素満載なのではないかと素人でも感じ取れました。ただ、動画性能などは上がってるので動画も撮れればいいな・・・と思っていた所だったので少し迷いましたが、カメラ全くわからん初心者みたいなものなので買うなら中古だなと思うと、ここはアドバイスに従って相場がまだ高くて下げ幅がありそうな「α7C」ではなく「α7iii」の中古にすることに決めました。そろそろα7ivが出そうな気もしますしね。
中古相場
新品はオープン価格ですが、アマゾンだと210,000円、ソニーストアだと253,000円ほどでした。ここで中古相場だと状態にはよりますが、17万から19万ほどでした。車やほかの製品もそうですが、私は中古品はできるだけ安く買いたい性分ですのでヤフオクを始めとしたフリマサイトを狙っていました。
そんな中、張っていたところ2万ショット前後の「α7iii」ボディのみ(箱説明書有・バッテリーあり、ベルトなし)でトータル14万3000円ほどでゲットできました。なかなかいい買い物をしたと思っております^^
レンズ
「α7iii」はレンズ交換式カメラですので、ボディだけでは使えません。なのでレンズを物色するのですが、上記したAPS-Cセンサの「NEX-3/NEX-5T」で使っていたレンズとマウントが同じ規格の「Eマウント」だったのでそのまま使えるようでした。質はともかく10年前に使っていたレンズがそのまま使えるのは少し感動しましたね。
ただ、フルサイズセンサー機にAPS-Cセンサ機のレンズを付けると素子部分のサイズが一致しないので周りにケラレと言う影が発生してしまいます。「α7iii」はそのケラレを自動的にカットして撮影写真として出力・クロップできる「APS-C/Super 35mm」と言う機能があるのであまり意識せず利用はできますが、正直本体の性能を生かせない使い方なのでカメラ好きの方としては論外な使い方になってしまいそうですね。
なので折角フルサイズ機を買ったのであればフルサイズ対応のレンズを一本とりあえず持っておきたいと思ったところでした。その時はまずコンパクトに持てるといいなと言う所だったので、まずお試しで現在「α7C」のセットでしか入手できない「FE 28-60mm F4-5.6 SEL2860」を買ってみました。「SEL2860」はまだ単品販売されていませんが、2021年1月29日に販売が行われます。定価は66000円で微妙に高いですが、私は相場3万ぐらいだった所フリマサイトで出品されていたのを2万円ほどで入手しました。レンズの細かいレビューなどは別記事にするとして、その後おすすめされたほかのレンズを買ってしまい稼働率が低くなってますので結果的には自分の中では微妙だったかな・・・。
さいごに
現在は友人のお勧めを参考にしてソニー純正の「Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z」と、こちらもソニー純正でGMレンズを使ってみたかったという動機から「FE 85mm F1.4 GM SEL85F14GM」を追加で買ってます。
今後脱ソニーを仮にするとなればニコンのミラーレス一眼のZ5やZ6が気になっているところです。とりあえずは暫くないと思いますが!その為にも使うフルサイズレンズは3本に絞って厳選していきたいというポリシーで追加/買っていこうと思ってます。カメラは上をみればキリがないですしね・・・。今後色々活用していきたいと思います!
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