Google Pixel 5からGoogle Pixel 9 Proへ機変をしたい
先日新規販売となったGoogle Pixel 9シリーズですが、この中のGoogle Pixel 9 ProをGoogleストア直販経由で購入しました。
普段私はiOS、Androidそれぞれ1台ずつ利用しており、通話やデータ通信の母艦をAndroidで利用したうえでiOS側をビューワーとして利用しています。
購入動機としては
- Android用途で使用しているGoogle Pixel 5が流石に古くなっている事(バッテリー劣化がきつい)
- Pixel 9 Proの質感、デザインは結構好みなこと
- Pixel 5のストア下取り価格が高めであり、そろそろPixel 5の下取り価格が高水準なのも最後な気がしていること、その他ストアクレジットなどの付与(これはいつもやってますが)
- その他契約済みのGoogle Oneの割引等、インセンティブ付与が多い
性能に関してはそんなに気にしていませんが、搭載しているTensor G4の評判があまり良くない(価格にしては性能が低いと言う意味)らしく、結構文句を言われているのが散見します。
正直Androidで3Dを動かすような内容(ゲーム等)は諦めているので、SNS類が快適に動けば特に気になりません。
SoCレビュー例:Google Pixel 9レビュー:歯磨き粉工場なGoogleのTensor G4に、10万円以上を出す価値はある?
Pixel 5の何が良いか
PixelはAndroid開発元のGoogleが直販していることによりOSもAOSPに最も近いものを搭載しており、よりAndroidとして素の状態であると言う事が前提な製品です。
その中で今現在利用しているPixel 5は、2020年に発売されたPixelシリーズのメインラインの5世代目で、プラスチッキーな外装が特徴のスマートフォンとなっていました。
プラスチッキーと言うと聞こえが悪く感じるかもしれませんが、ガラス素材やメタルフレームを採用しない事によりとても丁度いい軽さの電話機で、新製品時でもハイエンドモデルと言う訳でも無かったと思うので、余計なハードウェアが搭載されておらず、ソフトウェアも安定しているという所で長らく好みに使用していたスマートフォンとなります。
Pixel 5で私個人が一番のメリットと感じていた点は、受話スピーカーが振動式になっている影響か、ソフトウェア上で通話録音が禁止となっている状況でもマイクで相手の声を鮮明に拾ってくれると言う所で、通話録音が実現できてしまうと言う点でした。rootedな状態としなくてもPixelスマートフォンで通話録音が出来るのは非常に重宝しています。尚且つ、eSIMに対応している事により実質的なデュアルスタンバイで2つのSIMカードを挿入できます。
一度Pixel 7へ置き換えを行おうとした時、通話録音の件がNGであり断念をした次第です。(そもそも重さや筐体外観が微妙というのもありましたが。)
Pixel 9 Proが到着
なぜそうなっていたのか良く分かりませんが、Pixel 9 Pro XLが先に到着しているのを横目に待っているとようやく9/5にPixel 9 Pro本体が手元に到着しました。
カラーは”Hazel”を選択したのですが、もうちょっと緑色だと思っていたところ、そうでもなかったようです。
第一印象としては、Pixel 5比で重さや形状はそこまで気になるほどの差は無く好感触です。基本はメタルフレームで、背面をガラスとした質感が高い筐体、Pixel 5と比べると明らかに剛性が高く普段使用しているiPhone 13 Pro Maxと似た質感でした。似せているんでしょうね。
通話録音の件
前述したPixel 5と同じような内容を期待していましたが、やはりだめでした。これはもう諦めるしかないですね。通話録音に使用していたアプリは、ACR-Unchainedと言うものです。
そこで色々調べていると、どうやらPixel 9シリーズ以降から”Call Notes”と称する通話録音機能を含んだ文字起こし機能に正式対応をするとリリースされていたようです。正直Pixel 9の発表会などは一切見ていないので知りませんでしたが、これは朗報に感じています。
これを使用したく設定を確認したところ、本来純正のGoogle Dialer(電話)アプリの設定上から確認できるようなのですが、地域制限?プレビュー版によりリリース先を絞っている?のか分かりませんが、当端末からはまだ使用できないようでした。どうやら米国ユーザーは利用できている人も多々いるようで、これは米国のみのリリースなのかなとさらに調べたところ、リリース時の発表では”米国のみ”とは記載しておらず、その点で世界各国のユーザーが使用できない点についてクレームが多数入れられている内容が散見しました。ただ、米国ユーザーで使用できていない人も居るようで、結構謎な状況のようです。
更に、通話録音機能が正式に認められており、旧Google製品のGoogle Dialerアプリで通話録音が使用できていた状況のインド市場では、Pixel 9では表示上通話録音機能がオミットされている上でCall Notes機能が使用できないようで、軽い炎上に近い状況となっているようでした。
日本市場でも開放して欲しいのですが、厳しいのかな…。そもそも国内で通話録音に違法性は無いのだから、カメラのシャッター音なんかより優先して開放して欲しい。サムスン製などは国内向けでも正式対応しているし。
カメラ性能やその他の色々な機能、また筐体サイズと重量などを鑑みるとPixel 5からPixel 7へ移行しようとした時より移行モチベは結構あるので、ひとまずこのまま使う方向で行こうかとは思っています。
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