マツダ ロードスターRF (NDERC) の新型アドバンストキーの”補助キー” (物理キー)を作った

こんにちは。前回新型アドバンストキーの登録を完了した旨の記事を掲載しましたが、マツダでは”補助キー”と言われる物理キーの方はまだ作れていませんでした。物理キーを入れてようやく新型アドバンストキーの重さが丁度よくなる（設計時点で込みで作ってると思われる）ので、物理キーなしだと軽すぎておもちゃ感がすごいです。

今回は物理キーの方をカットしてもらい用意出来ましたので忘備録として紹介しておきます。

物理キー単体での購入

前回こちらで案内したように、ブランクの物理キー単体１本のパーツ番号は以下となります。

パーツ名	パーツ番号	価格(税込)
キー,ブランク	BCY0-76-201	2,337

アドバンストキー本体とは違って、ブランクキーに種類はないみたいなので全てのモデルはこちらで適合するように思います。

物理キーをカットする

このブランクキーを利用できるようにする場合、カットされていなければなりません。ロードスターのキー自体は内溝キーなどの特殊な形状ではなかったのでキー番号が分かればマツダは勿論、特殊技術を持っていない一般的な鍵屋でも参考にする鍵はなく削れるかと思います。

ただ当方の状況ですと、車両が手元に来た時点でキー番号のプレートを紛失されている状況でした。それにより手持ちのキーから合い鍵を作成する方向で動いています。

地元の鍵屋で旧アドバンストキーの物理キーから合鍵として新型アドバンストキーの物理キーをカットしてもらいましたが、その時色々とイレギュラーな内容が有ったらしく、失敗したという話になりました。説明を受けると「旧アドバンストキーの方のカギはストッパーが付いているけど、新型の方はストッパーがブランク状態だと存在しない為、新型の方に手作業でストッパーを作成したが、ズレたような気がするので失敗してしまった」と言う事でした。

完成品の状態で新型の方にストッパーが有るかどうかをこちらで調べてみると、以下のMazda 3を所有されている方のYoutube動画にてストッパーが無いのが新型アドバンストキーでは純正状態と言うことが分かりました。ストッパーがあ鍵のシリンダーはこのストッパーの有無で入り込み量が変わるらしく、その内容でズレてしまう可能性があるとのことです。この場合だとあまり関係なさそうですけど。

その内容で一度返金や弁償等の話になりましたが、そもそも此方で違いを認識していなかったと言う責任もある上に、実際車両で試してみると旧アドバンストキーの純正で回した時と変わらない感触で問題なく開閉錠が出来たので、この鍵でエンジンを掛ける訳でもないしこれで完成と言うことにしました。

仮にキー番号が分かっていた場合、削られた状態で物理キー１本で買えるのかどうかはマツダでは聞いていないのですが、上記の内容を鑑みると、もしかするとキーシリンダー側で仕様が少し変更されている可能性が有りますので、マツダの正攻法ではシリンダ一式交換と言う話になるかもしれないですね。それだと結局キー一本を外部で削ってもらった方が安価に済みそうです。ここら辺もパーツリストをマツダ側が公開してくれれば確認できるのですが。

ここまで書いておいてではありますが、同じ条件でキーカットまでマツダ側でやってくれている内容があったようです。キー番号を所持してくれている状態で公式に受けてくれるならその方が良さそうですね。こちらを参考にしてみてください。

さいごに

無事私の手元では新型アドバンストキー関連は完成しましたので、一件落着です。疑問点などが解決できてよかったです。