ソニー純正Eマウント単焦点レンズ”FE 85mm F1.4 GM SEL85F14GM”を入手した
前回は”Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z”を入手した旨の記事を掲載しましたが、現在合計3本のレンズを購入しています。次に”FE 85mm F1.4 GM SEL85F14GM”の私が撮った作例などを、スペック等を振り返りながら紹介していこうと思います。
レンズ概要
このレンズはソニーEマウントの35mmフルサイズ機向け純正レンズで、発売日は2016年4月16日。焦点距離は単焦点の85mm(APS-C換算で127.5mm)、開放値は最大F1.4、最小はF16となっています。また、レンズ本体に光学手振れ補正機能(OSS)は搭載しておらず、重さは”820g”となるようです。
小売り希望価格は税込247,500円、2021年2月現在の新品実売価格は174,500円~227,364円ぐらいに見受けられます。私は中古品を10万円前後で入手しました。2021/02/19現在の中古相場では12~15万円ほどなので安価にゲットできたと思います。
ソニー製品サイト
FE 85mm F1.4 GM | SONY
ソニー特設サイト
FE 85mm F1.4 GM 開発者インタビュー | SONY
https://www.sony.jp/ichigan/community/interview/SEL85F14GM/index.html
SEL85F14GM Lens Review | SONY Asia-Pacific
https://www.sony-asia.com/microsite/alphauniverse/id/en/reviews/sel85f14gm-slrclub.html
外部特設サイト
SONY SEL85F14GM FE 85mm F1.4 GM | PHOTO YODOBASHI
装着の際の所感
「α7iii」に装着するとこのような図となります。
個人的にカメラレンズとして所有したもので一番大きいレンズだったので戦々恐々としていましたが、実際使ってみるとサイズ感はそこまで大きいと感じず、丁度いいレベルかなと。付属のレンズフード「ALC-SH142」を装着するとより長くなりますが、現状はレンズのガード用途のつもりで付けてます。ほかのGMレンズ同様、レンズ側に各種スイッチやフォーカスホールドボタンなどが付いており、取り扱いがし易いように思いました。
入手した理由
今回「SEL85F14GM」を入手した理由については、私自身写真の技術や知識は素人ですので、できる範囲の機材ベースで写真を学んでいこうと感じています。折角ソニーの比較的高めのEマウント機を買ったのだから純正でフラッグシップのG Masterレンズではどのような写真が撮れるのか常々気になっていました。現状16-35をよく利用し、気に入っている焦点距離なのでそれとはまた違う開放値が低い単焦点のG Masterレンズで探していたところでした。16mm以下の広角だと私の利用範囲だと活用の幅が限られてしまうなという所から、中望遠レンズと呼ばれる望遠/挟角寄りの85mmを選択してみました。結構アバウトな選択の仕方ではありましたが、結構気に入っていて入手してよかったと思っています。
作例
このレンズで写真をいろいろ撮ってみて思う事
作例は上記の通りで、開放値がF1.4までイケると言う所から背景ボケボケなそれっぽい写真を撮ることが出来ます。F1.4で固定すると暗めになりがちなシチュエーションとなる屋内でネコチャンを撮る場合にISO感度低めにシャッタースピードを稼げとても撮りやすいです。さらに、WBをオートで撮って出しの色味も丁度良く、素人感覚でも変に調整しなくても目で見たままの写真が撮りやすいように思いました。
しかし、カメラ玄人の人たちのレビューで挙げられていますが、オートフォーカスが比較的遅いですね。尚且つ”今一生懸命フォーカスしてます!”みたいなモーター音がレンズ内から聞こえます。別に音が出ようがなんでもいい所ではあるのですが、カメラを触った人生の中でこう言うレンズは初めてだったので印象に残りますね。
それにしても、ソニー純正G Masterレンズの平均価格が高過ぎますね。私はまだ中古で相場以下で買えてるから良い所はありますが、新品で揃えていたらα7iiiやα7CだけでG Masterレンズを使うのは勿体ないと思ってしまう方も居るのではないでしょうか。こんな感じで撮れる純正レンズを普及帯の価格で出してほしいですね。
Comments